開港5都市「神戸」とは
開港5都市景観まちづくり会議は、地域団体の皆さんを主体に平成5年9月に神戸で行われた会議を始まりに、各都市で開催されている。 古来から交通の要所であった兵庫津と比較して、過去の神戸の都心部は西国街道沿いの小規模な集落だったが、開港を契機に港湾・道路・鉄道とともにまちづくりがすすめられ、六甲山麓から海に向かって緩やかに傾斜する魅力的な都市を形成してきた。 緑豊かな六甲山系や青い海に囲まれた、自然と都市が一体となった眺望景観のもと、歴史的な成り立ちを背景とした個性豊かなまちの多様さが神戸の魅力の一つだが、これらは各地域の皆さんの長年にわたる取り組みにより形成されてきたものである。阪神・淡路大震災からの復興を経て、引き続き他都市の地域団体の皆さんとの相互交流を深めながら、開港都市にふさわしいまちづくりを推進している。
開催会
- 第1回 1993年 「坂のまちと旧居留地」
- 第6回 1999年 「開港都市の未来(あした)を探る」
- 第11回 2005年 「開港都市のさらなる飛躍~明るく元気!!~」
- 第16回 2010年 「共生のまちづくり~時間・空間・文化を超えて~」
- 第21回 2015年 「開港都市からの発信 ~わたしたちのまちづくり~」
- 第26回 2021年 「withコロナ時代の景観まちづくり」