開港5都市「新潟」とは
江戸時代から北前船の寄港地として大いに栄えていた新潟港は、「日本海側にも1港欲しい」という諸外国からの要求に応え、開港場の一つに選定された。しかし、信濃川河口に位置するため水深が浅いことや、戊辰戦争等の影響もあり、開港が遅れ、明治元(1869)年1月1日に正式に開港。2019年に開港150周年を迎えている。 古町花街には、かつて日本三大芸妓の一つに数えられた古町芸妓をはじめ、今も料亭や置屋などの木造建築物を残し、江戸・明治からの時と記憶を刻んでいる。 新潟を代表する花、チューリップを使った花絵で、街なかに潤いのある景観をつくっていく活動、大河信濃川の広大な水辺空間を生かした官民連携の取組「ミズベリング信濃川やすらぎ堤」など都市景観の演出が活発に行われている。
- 第3回 1996年 「港といっしょになった都市、一体となった都市って何だろう」
- 第8回 2001年 「水都にいがた夏!!ようこそ」
- 第13回 2007年 「実りの秋にいがたへ来なせや」
- 第18回 2012年 「新潟の『らしさ』を求めて~過去・現在・未来へのつながり~」
- 第23回 2017年 「語り合おう港への想い~歴史と未来がつながる開港150周年~」
- 第28回 2022年 「温故知新 五港のキズナを未来へツナグ」