開港5都市「横浜」とは
当初は宿場町のある「神奈川」を開港場と取り決められていたが、「東海道」から離れていることから、幕府により横浜を開港場とされた。当時の横浜は、わずか87戸の寒村で、現在「関内」と呼ばれるエリアに外国人居留地と日本人居留地の2つに区分された全く新しい街がつくりあげられた。また、その東南の山手一体も居留地として整備された。 関東大震災や第二次大戦時における戦災、戦後の連合軍による接収など、たび重なる苦難の時期を経験するものの、残された近代建築物が保存・活用され、文明開化時代の名残を色濃く留めている。 1970年代から都市デザイン活動を行い、開港以来の歴史を生かしたまちづくりや、元町・馬車道・伊勢佐木町等の商店街による景観形成を行うほか、赤レンガ倉庫のある新港エリアやこれらと対称をなすみなとみらい中央地区等の新たな街並みなど、エリアごとの特色をいかした景観形成を進めている。
開催回
- 第5回 1997年 「開港都市の伝統・文化を活かした街づくり」
- 第10回 2004年 「150年の歴史とにぎわいづくり」
- 第15回 2009年 「150年の贈り物~新たな旅立ちへ~」
- 第20回 2014年 「開港5都市のみらい これからもココから」
- 第25回 2019年 「見つけよう、広げよう!開港都市の可能性」
- 第30回 2024年 「みらいへの架け橋 ~時代の積層で輝くまちとひと~」