越後摘誌上巻(一部)

1877年(明治10年) 著者/鈴田平造編、刊行物(88ページ)、約23×17cm(本図)


刊行物「越後摘誌上巻」の32ページ目、明治時代の新潟港と旧新潟税関庁舎の図。 旧新潟税関庁舎は、1869年1月1日(明治元年11月19日)の新潟開港を受けて、新潟町の東北、信濃川河口部の西岸の緑町に建設された。1869年(明治2年8月21日)に上棟。西洋建築を模した擬洋風建築の建物で、開港5都市の中で唯一現存する開港当時の運上所(税関)の遺構。 1969年(昭和44年)に国の重要文化財に指定。現在は、信濃川に面していた石造りの荷揚げ場も発掘調査などにより復元。「新潟市歴史博物館みなとぴあ」敷地内に所在。 (新潟大学附属図書館所蔵)


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